みなさんは餃子日本一と言えばどこを想像しますか?
宮崎県の宮崎市?静岡県の浜松市?
餃子が有名な都市は色々ありますが、私にとっての一番は栃木県の宇都宮市です。
毎年餃子購入額のランキングが出てニュースにもなっていますが、そんなの関係ありません。
宇都宮には美味しい餃子がいっぱいあるのです。
それではお腹が空きましたので、今回は餃子を食べに行きたいと思います。
前回の中華料理 阿Qはこちら。
宇都宮餃子の定義とは?
よく宇都宮餃子と一括りにされますが、そもそも宇都宮餃子の定義とは何でしょう。
個人的には肉より野菜中心のイメージがありますが、実は宇都宮市で作られている餃子は全て宇都宮餃子と言って良いみたいです。
それほど宇都宮餃子には個性があり、一つの定義で決められないのです。
なぜそんなに種類が多いのかと言うと餃子を外食ではなく家で作る文化が強いからです。
家庭ごとにこだわりの餃子がある。これは餃子購入量のランキングだけでは見えません。
家で作る餃子はいつでも気軽にたくさん食べられるように作るので、野菜中心の餃子が多くなったのかもしれないですね。
ちなみに私の知り合いにも餃子は買ったり外食せずに家で作る人がいます。
その家では餃子の配合をするのは父親の仕事でありこだわりがあるそうです。
同じように餃子を愛する家庭が多い、それが宇都宮市民なのです。
宇都宮餃子会とは?
餃子を愛する住民が多い宇都宮ですが、餃子愛をブランド化して県外にも発信していこうと活動を始めました。
そこで宇都宮市で有名な餃子店が集まり団体を作りました。
それが宇都宮餃子会です。
歴史はそこまで古くなく1993年に発足しております。
当時は38店舗から始まりましたが、いまでは約80店舗まで増えたそうです。
もちろん宇都宮餃子会に入らなくても良いので、加入していない美味しい餃子店もありますよ。
それでも地元民以外はたくさんある餃子店を調べるのが難しいので宇都宮餃子会の存在はありがたいです。
公式HPから加入店のマップを見られるのでお出かけするときは役に立ちますよ。
↓公式HP
さて、そんな感じで沢山の餃子店が集まった宇都宮餃子会ですが、餃子普及のためにお店までやっているんですね。
餃子会ならではのお店、それが「来らっせ」なのです。
来らっせ 本店に行ってみた
直営店である「来らっせ」は駅前の「パセオ店」と繁華街中心部の「本店」の二つがあります。
そのうち「本店」では宇都宮餃子会に加盟している餃子を食べられるお店があるんですよ。
以前は東武宇都宮の中にもありましたが、いまは「本店」でしか食べられないので注意です。
↓公式HP
ここには人気店5つが常に入っている「常設店舗」と宇都宮餃子会に加入している餃子を日替わりで食べられる「日替わり店舗」があります。
今回は色んな餃子を食べたいので「日替わり店舗」に行きましょう。
「来らっせ 本店」は宇都宮市中心の二荒山神社目の前にあるドン・キホーテ地下1階にあります。
壁沿いには各曜日にどの餃子を食べられるか載っているのでお店に入る前に要チェックです。
今日は火曜日でしたので火曜日の欄に枠が付いていました。
それでは中に入りましょう。
入り口では消毒と検温をして店員さんに案内してもらいます。
今の時勢に合わせて各テーブルに仕切りがついています。
もちろん家族連れ用のテーブルのあるので安心です。
席に着いたらメニューを改めてチェックしましょうか。
メニューの表には焼き餃子が勢ぞろいです。
イベントでも無いのにこんなに多くの餃子が並ぶメニューは他に存在しないと思います。
眺めているだけでもワクワクする感覚分かりますかね。
今日は沢山食べると決めているのでセットの「A盛り」「B盛り」で決まりです。
この「A盛り」「B盛り」は凄いですよ。
何とメニュー下側に書かれている10店舗の餃子を全て食べることができます。
私は知り合いが宇都宮に来たときには必ず「来らっせ」に連れて行くのですが、一番の理由がこれですね。
裏には水餃子、ご飯にお酒などが並んでいます。
餃子といえばビールという人もいますが、宇都宮の餃子店はお酒を出さない、ご飯を出さないというこだわりのお店もありますので注意ですよ。
私は餃子にご飯派なのでライス(大)を注文です。
妻は水餃子を食べたかったみたいのでどっちにしようか悩んでいます。
結局みそベースになっている「青源」の水餃子にしました。
あぁ、早くこないかな〜とメニューの説明を見ながら待ちましょう。
沢山の餃子を食べてみた
待つこと数分、最初に来たのは水餃子でした。
酸味の効いた特製みそスープが特徴の「青源」の水餃子です。
みその良い匂いがしますね。
写真では分かりにくいですが器もそこそこの大きさです。
中には大きな水餃子がごろっと入っていました。
これは食べ応えがありますね。
特製のみそスープも体に染みてGOODです。
焼き餃子を食べる前の準備にぴったりでした。「青源」の水餃子を選んだ妻に感謝。
そして本命の焼き餃子達が揃いました。
メニューの表記通りに左が「A盛り」で右が「B盛り」です。
出て来た餃子だけではどれがどのお店か分からないですよね。
でも心配いりません。この餃子の並び順もメニューと一緒なのです。
この通りに並んで作ってくれるので、今どのお店の餃子を食べているのか一目瞭然なのです。
さすが「来らっせ」です。素晴らしい!
ちょうど2個ずつ入っているので妻と分け合いながら頂きます!
そうそう、餃子といえば餃子のタレです。
醤油や酢の配分にはみなさんこだわりがあると思います。
それでも「来らっせ」に来たら備え付けのタレをお勧めします。
この「宇都宮餃子のたれ」は宇都宮餃子会が作ったもので餃子との相性バッチリです。
いい塩梅の濃さなので付けて食べるとご飯が進む進む。
ライス(大)を注文しましたが、ご飯の減る量が早くて餃子に追いつけません。
そのくらい餃子に合うので是非使ってみてくださいね。
宇都宮餃子会の通販サイトでも購入することができますので、宇都宮に行けないけど気になる方はこちらもどうぞ。
そんな感じで火曜日のメニューを全部食べましたが、どれも違って美味しいのです。
お肉がいっぱいの餃子、野菜がいっぱいの餃子、バランスの良い餃子など、同じ味が本当にありません。
その中でも私と妻が火曜日のお店で一番気に入ったものを紹介します。
・私:アトム
これは野菜がメインの餃子になります。
改めて野菜がメインの餃子を食べ比べて思ったのですが、お肉と違って野菜の甘みが鼻から抜けるんですよ。
その中でも「アトム」の風味はとても心地よく何個でも食べたくなるものでした。
・妻:とんきっき
今日食べた中で一番ジューシーだった餃子だそうです。
さらに皮の薄さが特徴的で普通の餃子とは全く違う食感も一番にした理由みたいです。
一番最初に食べた餃子だったので特に印象的でしたね。
そんな感じで餃子の感想を言い合ったのでご馳走様でした。
感想まとめ
いつ来ても新しい発見がある「来らっせ」の餃子ですが、今回も十分満足できました。
餃子店がある地下1階にはお土産コーナーも充実しています。
名物のプリクラ?(商品名の関係かプリントシールとなっていますが)もいまだに稼働中です。
何と日本でここだけなんですよ!
最近は家族で撮るのも流行っているみたいなので、今度撮ってみるのもありかもしれないですね。
そうそう、最近の流行に合わせた商品も出ていました。
ポスターでもアピールしている餃子マスクになります。
決して臭くありませんのでご安心を!
ちなみにこの娘は栃木県民には常識ですが、「まろに☆え〜る」の堤 愛実ちゃんです。
栃木県の名産品(イチゴ、かんぴょう、餃子)をモチーフにしたユニットなので是非覚えてくださいね。
↓公式HP
餃子マスクの他にも餃子ポーチや餃子バッグなど餃子好きにはたまらないグッズもあるので手にとってみてください。
宇都宮駅内の「パセオ店」では食事できませんが、バスや徒歩でも「本店」まで行けますので宇都宮に来たら「来らっせ 本店」で餃子を味わうことをお勧めします。
きっとお気に入りの餃子を見つけることができると思いますよ。
「来らっせ 本店」
住所 :宇都宮市馬場通り2-3-12 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮 地下1階
電話番号:028-614-5388
定休日 :年中無休
営業時間:
<常設店舗>
月~金曜:11:00~20:30(L.O 20:00)
土・日曜、祝日:11:00~21:00(L.O 20:30)
<日替わり店舗>
全日:11:00~21:00(L.O 20:30)
<お土産コーナー>
10:00~21:00
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