子供がイベントで不在のため久しぶりに夫婦で出かけることにしました。
いつもより時間があるということで遠くに出かけたいねと話し合った結果、奥日光まで日帰り旅行です。
あまり体力に自信がありませんが、美味しいものを食べて自然の中を散策できればなと思っています。
さて、みなさんご存知の通り栃木県の避暑地兼観光地と言えば那須と日光になります。
那須は本ブログで何度も書いている通りエピナール那須に家族で泊まるのが毎年の恒例行事になっているくらい大好きな場所です。
那須旅行について書いた記事はこちらから。
日光も日光東照宮、鬼怒川や中禅寺湖といった有名な観光地に行っているのですが、どうしても寺社仏閣や自然の中の散策は子供が小さいと家族で出かけるのが難しいのです。
そんな中で偶然に栃木県の日帰りツアーを見ていたところ、金谷ホテルのランチを食べて戦場ヶ原で自然を楽しむというのがあるじゃ無いですか。
ということで、ツアーを参考に日帰り旅行に出発です。
奥日光まで行ってみた
大きく日光と言っても那須以上に観光地の範囲が広く、日光市の西の外れに奥日光があります。
車で行くにはカーブの数で有名ないろは坂を通らないといけないのです。
頭文字Dではバトルをしていた道ですが、観光シーズンにもなると長蛇の列となり渋滞地獄を味わうため中々行くのを躊躇ってしまいます。
今回は紅葉の時期でも無いですし平日でしたのでスムーズに移動することができました。
宇都宮市から行く場合は日光宇都宮道路の宇都宮インターから入って終点の清滝インターまで進みます。
そこから道なりに進むといろは坂があり、頑張って登ると中禅寺湖が見えますので奥日光に到着です。
日光市の観光については日光市観光協会が運営している「日光旅ナビ」を見るとよく分かるのでおすすめですよ。
中禅寺湖畔ボートハウス
散策とランチのどっちを先にするのか決めないまま中禅寺湖まで到着したのですが、時間が11時と微妙な感じになってしましました。
そこでランチまでの時間を潰すために近くを散策したら湖畔にボートハウスの文字が。。。
最初はレストランかお土産やさんかと思いましたが、ご自由にご覧くださいということで入ってみました。
入り口の説明を読むとこのボートハウスは現在の中禅寺金谷ホテルの附帯施設として建設されたとのこと。
当時はアメリカのリゾート地のようにヨットやボート遊びに使用されており、現在は当時の雰囲気を再現した休憩施設として整備されたみたいですね。
湖畔に面した1階と道路沿いの2階の両方に出入り口がありますが、出入りできるのは2階だけですので注意です。
2階から奥のテラスまで進むと中禅寺湖全体を見渡すことができます。
天気が非常に良かったのでカヤックなど水上スポーツを楽しんでいる人がいました。
宇都宮市は30度を超える日でしたが奥日光は過ごしやすい気温だったので風が気持ち良いです。
テラスにはテーブルや椅子もありますのでどこかでテイクアウトしたご飯を食べるのも良いかもしれないですね。
さて、湖を堪能したらボートハウスの中に戻って1階の展示コーナーを見てみましょう。
入り口から入ってすぐ左に行くと1階に降りる階段があります。
階段には立派な柱があります。中々壮観ですので眺めながら降りていきましょう。
1階には中禅寺湖で釣れた魚の剥製などが沢山飾っています。
展示しているだけあって魚の巨大なこと!
湖の主じゃ無いのかと思ってしまうくらい大きくてびっくりです。
そして魚を見ながら奥に進むとボートが沢山飾ってありました。
ボートハウスにこうやってボートが飾ってあると当時に風景が脳裏に浮かんで楽しいですよね。
まるで小説やドラマの世界みたいです。
壁には入り口にあったボートハウスの歴史と当時の写真が飾ってあります。
中禅寺湖には海外大使館の別荘地が建てられるくらいのリゾート地だったことがこの写真からも感じられますね。
散策で疲れた体を休めるのにちょうど良い場所ですので、是非中禅寺湖の風景を楽しんで見てください。
奥日光の観光情報も沢山置いてありますので便利ですよ。
「中禅寺湖畔ボートハウス」
住所:栃木県日光市中宮祠
電話番号:0288-55-0880 (栃木県立日光自然博物館)
営業時間:4月、11月11日~30日:9:00~16:00、5月1日~11月10日:9:00~17:00
定休日:6~10月:無休、4~5月、11月:毎週水曜日(祝日の場合は翌日振替)
料金:無料
コーヒーハウス ユーコン
ボートハウスの見学をしていたらランチにちょうど良い時間になりましたので早速移動します。
今回のランチはボートハウスの斜め向かいにある「コーヒーハウス ユーコン」さんです。
えっ?金谷ホテルのランチじゃないのかって。
実はこちらのコーヒーハウスは「中禅寺金谷ホテル」から徒歩4分ほどの場所にありまして、ちゃんと金谷ホテルのレストランとしても紹介されている場所なんですよ。
というのも、「中禅寺金谷ホテル」内のレストランである「みずなら」さんは2021年5月24日以降に平日のランチを行なっていないのですよね。
↓ダイニングルーム「みずはら」公式サイトより
けれどお安心を!
私たちが金谷ホテルで食べたかった料理が「コーヒーハウス ユーコン」さんにもあるのです。
それは「金谷ホテル百年ライスカレー」になります。
栃木県民ならみんな知っている金谷ホテルならカレー、カレーなら金谷ホテルです。
栃木県民でない私でも知っており、前々から気になってたメニューなのです。
もし、「みずはら」さんでこのカレーを注文するとサラダ、デザート、コーヒーが付いてくる「百年ライスカレーランチ」3300円になります。
↓公式サイトより
それが「コーヒーハウス ユーコン」さんになるとカレーのみとなり、2000円弱になります。
ホテルでおしゃれにランチを楽しめないのは残念ですが気軽に食べられるのはありがたいです。
それでは開店の11時30分になりましたので一番乗りで入りたいと思います。
入り口にも大きなメニューが置かれています。
やはりライスカレーがメニューの一番上ですね。
隣のサンドウィッチも気になりますが初志貫徹でカレーです。
店員さんに案内されて中に入ると注文方法の説明を受けました。
どうやら最初に支払いを行うみたいです。
コーヒーハウスであり、各メニューのテイクアウトもできるので席に着く前に支払うのかなと思いました。
入り口にしっかりテイクアウトの案内も出ていましたね。
今日は二人で来ているので「ビーフカレー」1950円と「チキンカレー」1850円の両方を注文です。
席は自由に座って良いとのことでしたので窓際の席にしました。
外にも席が置かれており、今日みたいな天気の良い日は外も良さそうです。
後から来た人たちも何組か外で食べていましたよ。
中はログハウス風とあるだけに木に囲まれた居心地の良い空間です。
お水は店員さんが運んでくれますが、お代わりはセルフになります。
どうやら奥日光地獄沢の天然水らしいです。癖もなく飲みやすかったです。
待っていること数分でライスカレーが来ました!一番手だったので予想より早かったです。
このご時世なのか分かりませんが、そのままテイクアウトできる器に入っていました。
味は変わらないので特に気になりませんでしたが見た目を気にするひとは注意です。
それにしても最初器に書かれている「B」と「C」が何か分かりませんでした。
Bランチ、Cランチとかじゃなかったよなと思っていましたが、「ビーフ」の「B」と「チキン」の「C」でした。
確かに文字を書かないと後で開けるときに分からなくなるし納得です。
そして見てください。ちゃんと金谷ホテルの文字が入っています。
ホテル内で食べていなくてもこういうのを見ると金谷ホテルのカレーを食べるんだなと実感できて嬉しいです。
それではオープンです。
おお、蓋を開けると見た目で「ビーフ」と「チキン」の違いがわからない。。。
ちゃんと蓋を横に置いて確認します。
こっちが「ビーフ」
見てください、伝わらないかもしれませんが、実はこの中に沢山のお肉がごろっと入っているんですよ。
そして、こっちが「チキン」になります。
こちらもビーフに負けずに沢山のお肉が隠れています。
ブログを書きながら写真を見るだけでもヨダレが出てきます。
そして最後にライスです。
アーモンドが乗っているなんてお洒落ですね。
福神漬けも刻まれていて一手間入っています。
それにしても良い香りです。もう我慢できないのでいただきます!
折角カレーとライスが別の器に入ってきたので「ビーフ」と「チキン」の食べ比べをしました。
最初に「ビーフ」ですが、お肉が巨大です。そして柔らかい。
カレーも辛さがピリッとするのですが、飲み込むともう辛くないのです。
ルーを掛けるたびにお肉が出てくるのであまりの量にびっくりしました。
次は「チキン」です。こちらもお肉が柔らかい。
「ビーフ」に比べてカレーが甘い気がしますが、妻は「ビーフ」の方が甘いと言ってきます。
それならルーだけを食べ比べましたがよく分からない。。。
もしかして同じルーでお肉を変えているのか、いや、違う気がするし結局謎のままでした。
でも大丈夫!どっちも美味しいから!
残念なのはすぐに無くなってしまうこと。
味わって食べていましたが、ライスが先に無くなってしまいました。
ご飯を持参してもっと一緒に食べたかったと思うくらい残念です。
仕方ないので余ったルーは器が紙コップみたいなのでそのまま飲んで完食です。
まさに、「カレーは飲み物」を実践してしまいました。
そして飲んでも美味しいのは流石の金谷ホテルです。
念願のカレーを食べた感想ですが、「もっと沢山食べたい!」の一言ですね。
とにかく美味しかったです。カレーは辛さが全てでは無いですね。
このカレーは大正時代のレシピを再現したものらしいので、昔の人も同じ感想を持ったのかなと思ってしまいます。
辛いのに辛く感じないカレーですが子供には早そうなので、次はサンドウィッチを家族で食べてみたいです。
平日なのにお客さんも途絶えることなくやってきており、やはりみんなここのカレーを食べたいんだなと実感しました。
百年間続くライスカレーの味を是非みなさんも味わってはいかがでしょうか。
「コーヒーハウス ユーコン」
住所:栃木県日光市中宮祠2482
電話番号:0288-51-0001
営業時間:11:30~15:30(ラストオーダー15:00)
定休日:無休
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