※抜歯跡の口内画像があります!※
ぼかしを入れてるのでグロくはないですが、苦手な方はご注意ください。
矯正器具をつけて早1ヶ月
歯列矯正を始めて1ヶ月が経過しました。
ここから1ヶ月は毎週クリニックへ通います。
何故かというと…
抜歯をするからです!!!
ちなみに、今回のタイトルは矯正開始5~13週目となっていますが、
5週~8週目は抜歯期間、9~13週目は抜歯後の安静期間です。
どの歯を抜歯する?
歯の番号は上下左右、それぞれ中心の前歯を1番として、奥へ2番、3番…と数えていきます。
私が抜歯するのは上下左右全ての4番の歯です。つまり計4本抜歯します。
週に1本抜歯して縫って止血、次の週には縫った部分の糸を外して別の歯を抜いて縫う…を繰り返す1ヶ月となります。
恐怖の1ヶ月の始まり
初めての4番抜歯
右下の4番から抜いてもらいました。喪失感しかありませんでした。
抜いてもらう数秒前まで「抜いちゃったらもう戻せないんだよ!?本当に大丈夫?いいの?まだ考え直せるのでは??」と内心パニック状態でした。
でももうお金は払っているし、抜かないと綺麗な歯になれない。
綺麗な歯並びになれば下顔面が整うし、歯並びが整っているのがデフォルトの海外に行ったときも堂々としていられる。
数年だけ頑張れば、そのあとの何十年間は歯並びを気にしないでいられる。
自分にそう言い聞かせて心を落ち着かせました。
抜歯前の麻酔の注射をしてもらって、十分くらい待ちます。
歯茎に注射されるのが痛くて泣きそうになりました。手を握り締めてこらえました。腕の注射だと握り締められないけど、歯茎の注射なら問題ないよね。
ぼんやり窓の外の景色を眺めながら、麻酔が効いてくるのを待ちました。
先生が来て、麻酔が効いているのを確認されます。うん、歯の周りの感覚がありません。
いよいよ抜歯。器具で歯を掴まれ、ミシミシ…とイヤ~~な感じの音と振動が響いてきます。
あーーー私の健康な歯が抜かれてしまう!!!と再度焦る。
いや決めたでしょ、大人しく抜かれましょ。と冷静な気持ちと、いやいやいや健康な歯を抜くってどうなの?今まで上手くやってきたじゃん私たち!!と恐怖と混乱が入り混じった気持ちがせめぎ合います。
と、内心慌てふためている間に無事抜かれました。
先生は慣れた手つきでパパパ~っと縫ってくれて、衛生士さんが詰め物を噛ませてくれました。
止血のため、詰め物を噛んで10分程待ちます。
麻酔がまだ効いていて、ふとした拍子に噛む力が緩みます。口が半開きになり、血と唾液が混ざって垂れてきました。危ない。
その後、詰め物を取って貰い、数日分の痛み止めの薬を頂いて終了です。
その後の抜歯
1本目の抜歯で迷う余地がなくなったので、2本目以降は「よし!今日も抜いちゃって下さい!」という前向きな気持ちでいられました。
抜歯跡については、毎回経過に問題はなく正常な状態だったようです。
抜歯したことで変わったこと
歯が抜かれたことで、4番があった場所がぽっかり空いてしまいます。
抜いた直後は舌で触らないようにしていましたが、3番と5番の歯の側面が見えるようになるので不思議な感じでした。
毎回麻酔がなかなか抜けず、3~4日くらいは口の感覚がぼんやりしていました。そして麻酔が抜けた!と思った頃にまだ抜歯というループ…。
口の感覚がないと、口が上手く動かせず会話がしづらかったです。
このころは人に聞き返されることが多く、申し訳ねぇ~~でもしゃーない!という気持ちでした。悪いことしてるわけではないしね。
抜歯後の食事
なるべく抜歯跡に引っかからないような食べ物、刺激の少ないもの、あまり噛まなくていい食べ物…と考えて、主にお粥を食べていました。
あとは飲むゼリー。
飲むゼリーは、ゼリーの形状自体は問題ないのですが吸うことがうまく出来ませんでした。
なので、飲むゼリーの中身をお皿に出して、それをスプーンで掬って食べていました。
ひきわりの納豆もよく食べていました。卵かけご飯もおすすめです。ぬめりのある食べ物は食べやすくて良いです。
抜歯後の歯磨き
食事もですが、歯磨きも気を遣いました。
抜歯跡が毎週増えていきますから、気を遣う場所がだんだん増えて大変です。
なんとなく、歯磨き粉は使わない方がいい気がする…と思い、歯磨き粉を使わない代わりに丁寧に磨きました。
口をゆすぐのも、優しく行います。
縫った場所に血を吸ってくれるスポンジのようなものを入れてもらっていたので、それが抜糸までに外れないようにしていました。
抜糸終了。安静期間へ
無事に4本の抜歯&抜糸が終了し、そのあと1ヶ月は抜歯後の安静をとる期間となりました。
ですので、次回の診察は1か月後になります。
この時はちょうどいい日程の予約が取れず、厳密には1ヶ月より長く安静期間をとってしまいました。
次回は、ブラケットが増えます。