今回は書籍の紹介をします。
私の読書事情
突然ですが、私の趣味の一つに読書があります。
気軽に読めるので、図書館で借りるのが好きです。
高校生時代は、必ず1冊は本をカバンに入れて、通学の電車の中で読んでいました。
大学生になってからは、大学の図書館がとても広くて感動した記憶があります。
電動で動く大きい本棚は大学で初めて触れたので「すごい!本がいっぱい入る!自分で動かすの楽しい!挟まったらどうしよう!」と興奮しました。
社会人になってからは仕事が忙しく、なかなか図書館へ行けず読書量は減りました。
そうして、結婚して出産して家で過ごす時間が徐々に増えてから、また本を読む時間を確保できるようになってきました。
息子が4歳になった今では、常に図書館で借りた本がなにかしら家にあります。
息子も絵本が好きなので私と一緒に自分の分の本を借りています。
平仮名とカタカナが読めるようになってからは一人で集中して音読しています。一人で読んでくれるのが非常にありがたいです…。私も自分の時間が取れるので、息子が本好きになってくれて嬉しい限りです。
読んで面白かったので紹介したい書籍
そんな感じの私の読書事情ですが、最近読んで面白かった本があるので是非レビューを残したいと思って記事にしました!
1分で信頼を引き寄せる「魔法の聞き方」ってどんな本?
この本で書かれているのは「人の話の上手な聞き方」「相手に気持ちよく話させて、かつ自分に好感を持たせる方法」です。
「話し方」ではなく「聞き方」っていうのがポイントかと思います。
話す、つまり「自分から発信する」のではなく、「相手の発信を受け止める」ための方法です。
相手が話すことを上手に聞いたり、話下手な人から情報を引き出すために誘導する。
「自分ベース」ではなく、「相手ベース」で寄り添いながら話を聞く。
そんな方法について書かれていました。
コールセンター歴20年、数万人の声に耳を傾けてきた心理カウンセラーが教える、誰でも「聞き上手」になれる方法。聞く姿勢、相槌の打ち方を少し変えるだけで、最初の1分で相手の信頼を勝ち取ることはできる。会社内、営業現場、プライベート、あらゆる場面で使える、人の話を聞いて人生を好転させる秘訣。
朝日新聞出版 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=20757
おすすめポイントその1:「聞き方」の技術で、好かれる人になれる
読んでいて思ったのが「これ上手に実践できたら、同性異性老若男女問わずすっごくモテそう」ということでした。
この本にあるテクニックを使えば、9割くらいの人は気持ちよく話してくれると思います。(残りの1割はこの手法を知ってる人ということにします。)
「聞き方」って、年代とか性別は関係ないはずです。相手が男性だから女性だから…とか、子どもだから年配の方だから…という区別はないんじゃないかなと思うんですよね。
だから、本の中で紹介されている技術ってどの年代・性別・性格・職業・生育環境とか関係なしに、誰が相手でも通用すると私は感じています。
おすすめポイントその2:特に男性に読んで欲しい
本の中で度々「共感」というキーワードが出てきます。
「共感」って、男女で言うと女性のほうが得意分野だという認識があります。
説明されているテクニックの中には、既に私が「はっきりは説明できないけれど、自分の経験上こうやったほうが上手くいく」と思って行っていたことがちらほらありました。
でも、多分それって女性なら実践してる人が多いんじゃないかな?ということなんです。(個人的な見解です!!!)
例えば…、
人の話を聞くときに相手の話を突然遮ったり否定をしない。
相手の心情に合わせて「そうなんだ」「すごいね!」「大変だったね」などの相槌を打つ。
あくまでも主体は話している人。話を聞いている側の考えを途中で挟んだりしない。
まずは「うんうん」と相手の話を真摯に聞く。
上記のような行動って、どちらかというと女性のほうに多いかと思います。
私の周りの男性でこれが出来る人ってすっっっごく少なくて、「あれ?もしかしてこの本、男性に読んでもらうといいんじゃない?」と思ったんです。
(なので近いうちに私は夫にこの本を読ませようと思っています。)
偏見なのですが、男性で聞き上手な人って営業職をされている人に多い印象があります。
おすすめポイント3:自分のことをコミュ障だと思う人はとりあえず読め
いやまぁ私のことなんですけどね!!?!!!?
コミュ障で人との会話が苦手…
何話せばいいか分からない…
なんて返せば嫌な気持ちにさせないかな…
返事に困った結果「はぁ」「うん」「うふふ~(笑ってごまかす)」と言葉になってない返事になる…
って常々あんまり親しくない人との会話で過呼吸起こしそうになってる人!!!!
はい!!それ!わたし!!!!!!
今回ご紹介しているこちらの1分で信頼を引き寄せる「魔法の聞き方」なら、そんなお悩みにも効きます。
話の聞き方はもちろんですが、「ストレスフリーに聞く技術」にも触れられているんです。
悩まずに聞ける姿勢、その考え方について説明されています。
だから、私のように「こういう返事(話)をしたらよく思われないんじゃないかな…」と一歩引きがちになっているタイプの人が読むと「なーんだ、それでいいんだ!」と不安が解消されるはずです。
あと、無理に話さずともいいということで「沈黙」の良さについても書かれています。
本書では「聞き方」にフォーカスされていますが、人間関係で悩みがちな人にとっても自分の在り方をアドバイスしてくれているように感じました。
まとめ
こういった自己啓発系の書籍で、ここまで読後感がすっきりするのは初めてでした。
「なるほどな~」と驚嘆しながら読んでいました。200ページほどなので、時間はそんなにかからずに読めます。
上手な「聞き方」は身に着けておいて絶対損はないので、是非多くの人に読んでもらいたい1冊です。
この本をたくさんの人が読むことで、人間関係で悩む人がいなくなるのでは??
「自分が普段悩みがちな内容の答えがここに全部あった!!!」という気持ちです。ちょっと興奮しすぎて思わずブログのネタにしてしまいました。
でも書籍のレビューも書くのは面白いのでまたオススメしたい本があったら記事にしようかな!