大人の歯列矯正の費用は保険適用になる？

歯列矯正をやりたいけど色々と疑問が多い…とお悩みの方向けに、私が調べたことをまとめてみました。

実際にカウンセリングへ行って、クリニックで頂いた価格表や私の矯正前の歯並びの写真などを参考資料として載せています。

なお、こちらはあくまでも「もちつま個人の場合はこうでした！」という一例のご紹介ですので、どこでもどなたでもこのような金額になるとは限りません。
ご理解いただけますと幸いです。

歯列矯正に興味がある人のお役に立てれば幸いです。

歯列矯正のよくある疑問

歯列矯正の金額ってどれくらい？

これはその人の歯並びや治療方法によって変わるので一概に言えませんが、ざっくり言いますと100万円は見ておいたほうがいいと思います。

なぜ100万円なのか説明していきますね。

歯列矯正の金額：もちつまの場合

ちなみに私の場合で言いますと、

・上の前歯の前突（出っ歯）

・下の前歯の叢生（でこぼこ）

上記2つがメインの治療で、5年の治療計画を立ててもらいました。

使用するのは、金属製の表側矯正装置です。

これで矯正費用は86万円（ 来院ごとの処置料や検査代などは除く）でした。

ここで言う矯正費用は、矯正装置代になります。

来院ごとの処置料や検査代、矯正に伴い購入したケア用品代などを合算すると、 私の最終的な治療費総額は 約120万円になる見込みです。

金額については、その人の歯並びや矯正方法、クリニックによって異なります。

矯正費用で疑問がある場合は、とりあえずカウンセリングへ行ってどんどん質問しましょう！

無料カウンセリングを行っているクリニックは多いので、まずはお近くの矯正歯科を調べてみることをおすすめします。

私もクリニックを厳選して、カウンセリングは3件周りました。

歯列矯正費用の例

これはあくまでも私の場合なので、症状が全く異なる方は「この人はこんな感じなんだ～」とだけお考え下さい。

一番間違いないのは、ご自身で矯正歯科へカウンセリングを受けに行くことですよ。

インビザライン推しのクリニック

こちらはインビザラインをメインに取り扱っているクリニックでした。

ワイヤー矯正には積極的でない様子でした。

ここは私がカウンセリングを受けた中で唯一「モニター制度」があるクリニックでした。

個人的に「モニター制度」は集客目的だと考えてしまうので、歯科でそういったあからさまな商売の匂いを感じるのはあまり好みません。

また、どうしてもインビザラインには懐疑的だったので、歴史のあるワイヤー矯正を選びました。

セラミック装置のクリニック

次は金属製の矯正装置ではなく、セラミック製の装置を取り扱っているクリニックです。

こちらは私の通っているクリニックと金額はあまり変わらないですね。

私はセラミックより金属（メタル）のほうが信頼できそうと判断し、こちらには決めませんでした。

部分矯正では間に合わなさそうな歯並びの人はやっぱり予算100万円！

価格表をご覧いただいてお判りいただいたかと思いますが、部分矯正など少しの治療でない限り「歯列矯正費用＝約100万円」と考えてよいでしょう。

むしろ部分矯正で治療できる方って少数派なんじゃないかな？？

少額＆短期間で治療が完了するのはとても羨ましいです…。

歯列矯正って保険適用になるの？

「歯並びを綺麗にするとEラインが整うみたいだから矯正してしたいな～」と思っている人！！！

はい！私です！！！！

こういった方は、ほぼ保険適用には該当しないとみて間違いないでしょう。

高額な歯列矯正代。少しでも費用を抑えたいというお気持ちはすごーく分かります。

私も保険適用になって少しでも安くできないか、とにかく調べまくりました。

でも、審美的な目的（食事など普段の生活において問題ないけど、綺麗にしたいという理由）での矯正は残念ながら全額自己負担の自由診療となります。

保険適用となるのは、顎関節に問題があるなど生活に支障をきたすパターンなどです。

ご自身が当てはまりそうかどうかについては、日本矯正歯科学会のホームページをご覧ください。

↓公益社団法人 日本矯正歯科学会

矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは | 公益社団法人 日本矯正歯科学会

http://www.jos.gr.jp/facility/

歯列矯正の費用は高額。だけど・・・

これまでお伝えしてきたとおり、歯列矯正は高額ですぐ手が出せる金額ではないです。

矯正は治療期間が年単位と長いです。（もちつまは5年の予定です）

さらに言うと、治療上抜歯が必要な場合もあります。（もちつまは4本抜歯しました）

もし抜歯をしたならその歯はもう戻ってきません。（喪失感半端ない）

高額な費用を支払ってでも、抜歯をしてでも、自分の歯並びを治したいですか？

金銭的な面でも、時間的な面でも、自分の歯のこれからについても、じっくり考える必要があります。

歯列矯正をやろうかお悩みの方は、是非たくさん情報収集をしてください。

そして分からなくなったらカウンセリングへ行くこと！ネットでの情報収集には限界がありますからね。

あ～あ、日本でも歯列矯正がアメリカやほかの国みたいにポピュラーになったらいいのになー！！