前回のお話はこちら
~これまでのお話~ 前回、美容整形から歯列矯正に興味を移したオタクアラサー妻もちつま。 早速近隣の矯正歯科を調べることにしたのであった…
市内の矯正歯科はいくつある?
まず近場の矯正歯科について調べようとしたら、けっこうあることあること。
えーこんなに矯正歯科ってあるんだ…うーん違いがよくわからない…。
そもそも何を基準に選べばいいか分からない。
よし、まとめよう。
※私はまとめて表を作るのが大好きです。
「地名 矯正歯科」「地名 歯列矯正」などでググって出てきた矯正歯科を片っ端からスプレッドシートにまとめました。
医院名、住所、在籍している歯科医の人数、駐車場の有無、無料カウンセリングの有無、休診日など…。
ざっと調べて、私の住んでいる市内の矯正歯科は大体20ヶ所あることがわかりました。
矯正歯科を選ぶ基準とは?
矯正歯科情報をまとめていくうちに気付いたのが「資格」について。
「日本矯正歯科学会」の「認定医」「専門医」「指導医」という資格。
ほかにも矯正歯科関連の資格はあるみたいですが、名前からいってもこれが一番重要そうな雰囲気がある…。はて、どんな資格なのか。
認定医とは…
第2章 認 定 医
第 4 条 認定医の資格を得ようとする者は、学会に申請し、本規則第 7 章に定める学会認定医委員会の審査に合格しなけ ればならない。
第 5 条 認定医の申請は、次の各号を満たす者に限られる。
(1) 歯科医師免許を有する者。
(2) 歯科医師免許取得後、引き続き5年以上の学会会員である者。
(3) 学会指定研修機関における矯正歯科基本研修(以下「基本研修」という)修了の後、その期間を含めて、5年以 上にわたり、矯正歯科臨床研修(以下「臨床研修」という)を修了した者。または、同等の学識、技術、経験を有 すると判断される者。
(4) 学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する論文を発表した者。
(5) 学会倫理規程を遵守する者。
第 6 条 学会は、審査に合格し、登録した者に認定医資格証を交付する。
専門医とは…
第 3 章 専門医の資格申請
第 6 条 専門医の資格を申請できるものは、次の各号をすべて満たす者に限られる。
(1)歯科医師免許を有する者。
(2)学会認定医資格を有する者。
(3)7 年以上継続して学会会員である者。 (4)学会の認めた刊行物あるいは学会の認めた学術集会において、矯正歯科臨床に関連する報告を発表した者。 (5)学会倫理規定を遵守する者。
第 7 条 専門医の資格を得ようとする者は本規則第 12 条に規定する専門医委員会(以下「委員会」という)に 申請し、その審査に合格しなければならない。
第 8 条 審査に合格し、登録した者には専門医資格証を交付する。
第 9 条 専門医は 5 年ごとに、更新の手続きを行わなければならない。更新は、5 年毎に 3 症例(3 回目以降は、 1 症例)を学会の認めた学術集会において報告し、審査に合格しなければならない。更新が認められた者には専 門医資格(更新)証を交付する。
指導医とは…
第4章 指 導 医
第17 条 認定医の育成および我が国の矯正歯科医療における指導的役割を果たす者として指導医をおく。
第18 条 指導医の資格を得ようとする者は、学会に申請し、認定医委員会の審査に合格しなければならない。
第19 条 指導医の申請は、次の各号を満たす者に限られる。
(1) 申請時点において基本研修機関に常勤する者。
(2) 12 年以上の学会会員である者。
(3) 12 年以上矯正歯科の臨床、教育、研究に専従している者。
(4) 認定医である者。
(5) 大学の附属病院で主に矯正歯科治療を行なう診療科において、矯正歯科臨床に関し3 年以上の教育歴および相
当の研究業績を有する者。
第20 条 学会は、審査に合格し、登録した者に指導医資格証を交付する。
第21 条 指導医は5 年ごとに更新を行わなければならない。更新が認められた者には指導医資格(更新)証を交付する。
第22 条 指導医は、資格取得後あるいは更新後5 年以内に指導者講習会に出席したうえ、所定の研修ポイントを獲得し、
かつ学会が認めた刊行物への筆頭者として論文一編の掲載か、または認定医更新基準を満たす3 症例(3 回目
以降は、1 症例)を展示し審査に合格しなければならない。
1.学会の認めた専門医(以下「専門医」という)の資格を取得した指導医は、専門医の資格を取得した年度に指
導医と認定医の更新を行ったこととみなし、以後、指導医と認定医の更新は専門医資格の更新時に行うことと
する。
※上記は公益社団法人 日本矯正歯科学会様のサイトより引用いたしました。
ほほーん(納得)
じゃあこの資格を持っているかどうかで矯正歯科を選ぶのは間違いなさそう!
というわけで、まず【資格を持っているかどうか】を判断基準にすることにしました。
個人的な判断基準いろいろ
資格のほかに、個人的に譲れない判断基準があります。
それは「駐車場がある」「クレジットカード決済ができる」「Drとのフィーリング」の3点。
駐車場に関しては、現在私が車社会の町に住んでいて、車移動が基本のためです。
カード決済については、やっぱり高額な買い物になるので少しでもお得にしたいという浅ましさからです…。ポイントとか…欲しいんですよ…。
最後に、担当医師とのフィーリングは絶対大切だと考えます。性格が合わなさそうなところでモヤモヤしながら診察されたくないですし、何年ものお付き合いになりますからね!フィーリング大切!
口コミの真偽の見分け方(個人の考えです♡)
あくまでも参考程度に口コミも調べます。
良くも悪くも、どちらにせよ行ってみないことには分かりません。
ただ、私が「これはサクラでしょ~~~もうちょっと上手くやりなさいよ~~~~????」と思うクリニックには絶っっ対行きません。
1件2件では判断がつきませんが、そういうクリニックは大量にサクラの口コミを投稿しています。
なので「やたらと口コミが多いクリニック」でなおかつ「下記のような特徴の口コミが多いクリニック」は個人的にアウトだと思っています。
以下、私がサクラだと思う口コミの特徴。
・やたらと院長やスタッフの人柄をふんわりした感じで褒める
例:「ここの院長は素晴らしいです!!」(どこが?)
「優しくて親身になってくれました」(どんなふうに??)
・まず不幸な自分の生い立ちをやけに詳細に語り始め、最後はDrアゲ↑↑に持っていく
例:「子供のころから気にしていた〇〇で私はいつも〇〇でしたが、ここの院長のおかげで…」 (単純にうさんくさい)
あと、口コミの数が多いわりに診療内容、立地や金額などの情報に触れている人が少ないとサクラを疑います。
そして時々辛辣な口コミが混ざっていると「あっ これはマジっぽいわ」と確信に至ります。
※あくまでも個人的な判断なので、「いやいやそれだけでサクラかどうか分からないでしょ」と思われてもスルーしてください。
そんな感じで取捨選択を重ねた結果、3件の矯正歯科に絞ることができました。次は実際にカウンセリングに行ったお話をしようと思います。